EM7000実戦投入


sanwaLink EM7000Link 実戦投入
PH21338258711


希望小売価格:9,480円(税込9,954円)
■高入力抵抗(DCV2.5M~12MΩ)および0.12μAレンジ(直流電流)の高感度FET電子テスタ
■正弦波交流40Hz~1MHzの周波数特性(交流低電圧)
■方形波状パルスのP-P値(Peak to Peak値)測定(デューティ比20%以上)
■0.2Ω~200MΩの広範囲な抵抗測定

国内最高峰の、アナログマルチテスタ/FET電子テスタである。現場で使うことは・・・ない。自宅用だな。

DSC03130


アナログマルチテスタ EM7000 で、絶縁抵抗計 hioki IR4032-11Link の出力電圧を測定してみる。絶縁抵抗計 IR4032-11 で、アナログマルチテスタ EM7000 の入力抵抗を測定するともいえる。絶縁抵抗計 IR4032-11 の電圧設定は250V。250V位出ていることがわかる。アナログだなぁ。アナログマルチテスタEM7000 の入力抵抗は10MΩ。

DSC03131


現在常用のデジタルマルチテスタ KYORITSU 2012RLink でもやってみた。絶縁抵抗計IR4032-11 の電圧設定は500V。535.6V出ていることがわかる。デジタルだなぁ。デジタルマルチテスタ 2012R の入力抵抗は10MΩ。実は、デジタルマルチテスタ 2012Rは、アナログマルチテスタ EM7000より高額なんだもん。

リードの赤黒が逆だって?よく気付いたね。絶縁抵抗計の黒リードにはプラス、赤リードにはマイナスがかかっておる。そういうもんだ。だって JIS がそう規定しているんだもん。

JIS C 1302(2002) 絶縁抵抗計 Insulation resistance testers より抜粋
6.3 端子 機器のすべての端子は,テストリード又はプローブを本体に確実に接続することができ,また,安全電圧を満足しない危険な生きている部分に偶然に接触しない構造でなければならない。機器には,線路端子及び接地端子又はこれらと同等のものを設け,線路端子は電源の“−”極側に,接地端子は“+”極側に,それぞれ接続するものとする。
 なお,線路端子には,必要に応じて電源の“−”極側に接続された保護環を設けることができる。保護端子を設ける場合は,これを電源の“−”極側に接続する。線路端子,接地端子及び保護端子には,それぞれ“ライン”・“LINE”又は“−”,“アース”・“EARTH”又は“+”,“ガード”又は“GUARD”の表示を付けることができる。また,測定電圧が 1 000 V を超えるものについては,高電圧記号(黄色地に黒)を端子の付近に表示する。
               表 3 端子の表示
            線路端子 ライン・LINE 又は −
            接地端子 アース・EARTH 又は +
            保護端子 ガード 又は GUARD

「安全電圧を満足しない危険な生きている部分」なんだか分かるような分からないような変な文章だ。・・・「活線」の一言じゃぁいかんのか?

8/29 追記:国内最高峰は言い過ぎだった。上には上があった。

YOKOGAWALink  3201 回路計Link
gmi-3201-a001-xx


希望小売価格(税別) 320110 : ¥36,000
・高精度(DC 許容差± 2%)
・過電流保護回路付き
・高入力インピーダンス(DC100kΩ /V, AC10kΩ /V)
・トートバンド支持方式による10μA 高感度指示計を採用
・豊富なアクセサリ(12kV DC, 12A DC まで測定可能)

高額なんだが、入力インピーダンスが低いんだよなぁ。FET入力ではない、普通のテスタとしては優秀なんだが。

— posted by nitobe at 06:20 pm   commentComment [0] 

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