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digital 古今和歌集


  西行上人二見浦に草庵結びて、濱荻を折敷きたる樣にて哀なるすまひ、見るもいと心すむさま、大精進菩薩の草を座とし給へりけるもかくやとおぼしき。硯は石の、わざとにはあらず、もとより水入るゝ所くぼみたるを被置たり。和歌の文臺は、花がたみ、扇やうの物を用ゐき。歌のことを談ずとても、其隙には、一生幾ばくならず、来世近きにありといふ文を口ずさみにいはれし、哀に貴くておぼえし。今も面影たえぬ道忘れがたし。
  さて歌はいかやうによむべきぞととひ申しゝかば、和歌はうるはしく可詠なり。古今集の風體を本としてよむべし。中にも雜の部を常に可見。但、古今にもうけられぬ體の歌少々あり。古今の歌なればとて、その體をば詠ずべからず。心にも付きて優におぼえむ其風體の風理をよむべしと侍りしに、なほ何れの歌どもをか殊には本とすべきと申しゝかば、空にはいかゞ。さるにても少々おぼゆるをとて、

春霞たゝるやいづこみよしのの吉野の山に雪は降りつゝ

  此歌たてるやいづこと云ふ人もあるを、上人はたゝるやいづこと侍りしなり。
蓮阿「西行上人談抄」より

「たてるやいづこ」は定家による改竄ではないでしょうか?2002/07/01・にとべ


 題しらず
                   よみ人しらず
春がすみたたるやいづこみよしのの吉野の山に雪はふりつゝ
この歌はたてるやとかきたる本も侍れど、よき本にはみなたゝるやとかけるなり。歌のたけすがたなどいみじく侍るを、いまの世にはたゝるやとこと葉ふりにたるなるべし。たてるにては又あまりにつよく、しなのをくるゝなるべし。
藤原俊成「古来風体抄 下」より
俊成は認識していたようです。2003/02/03・にとべ

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